放射線部は各診療科と共同で放射線診療を行う部門です。チーム医療のもとに患者様に安心して検査を受けていただけるように努力しています。
また、最新医療機器の取り扱いに熟知し、最適な医療情報画像が提供できるように努めています。
○ 放射線被ばく低減に努めます
○ 撮影技術の向上に努め、チーム医療に貢献します
○ 安心して検査を受けていただくために機器管理を徹底し、患者さまに思いやりをもって接します
放射線部では診療放射線技師8名(男性5名、女性3名)、看護師1名が在籍しており、一般撮影、ポータブル、透視、CT、MRI、超音波、マンモグラフィ、骨密度の検査を行なっています。認定資格を取得した技師を中心に装置の日常管理や放射線被ばくの低減に努めながら、より良い画像が提供できるように努力しています。臼杵市の医師会立病院であるため、地域の開業医の先生方からの検査依頼も積極的に受け入れています。
また、隣接する市民健康管理センターにおいて健診業務に従事しています。
当院では一度に128スライスの画像を得ることができる多列検出型CT(MDCT)を導入しています。このCTは、任意の断面像や3D画像を作ることができるため、体内の情報を詳細に描出することができます。そのため、この装置は心臓CTに対応しており冠動脈の描出、心筋の状態を把握することも可能です。
また、従来のCTに比べ格段の検査時間短縮、被ばくを低減できます。
当院では磁場強度1.5テスラのMRI装置を導入しています。従来のMRIよりも検査時間が短く、緻密性の高い画像を提供できるようになり、今まではできなかった非造影での腹部血管や下肢動脈を高繊細に描出することができるようになりました。
また、各種コイルを揃えているため専門性の高い画像を提供することができます。