地域医療支援病院 臼杵市医師会立 コスモス病院

院長ごあいさつ


コスモス病院院長 下田勝広





皆様が満足して臼杵で生活できますように医療を通じて安心と笑顔を全力でお届けいたします。

当院は臼杵市医師会立病院として昭和41年11月に海添地区に開設され、その後、平成7年1月に現在の場所に「コスモス病院」として新築移転いたしました。病院の名称「コスモス」は臼杵市民からの公募で名づけられ、花のコスモス、秩序と調和の宇宙(COSMOS)を意味し、親しみやすく、やさしさの中にも強さがあり21世紀に大きく羽ばたく病院との期待が込められております。

地域完結型医療・介護体制、つまり「わざわざ地域の外に出なくても臼杵の誰もが自分で暮らしている地域で十分な医療・介護が受けられる体制」を目指し市民健康管理センター、介護老人保健施設「南山園」、地域包括支援センター、訪問看護ステーション、介護支援センター、ヘルパーステーション等の施設を併設しています。最近では在宅での療養を希望される患者さんに多職種が連携し支援する在宅療養支援にも力をいれています。

特筆すべきは医療情報ネットワークシステムとして大分県内でもいち早くICTを推進し、全国モデルとなりつつある「うすき石仏ねっと」を有することです。これを介してコスモス病院と臼杵市医師会のかかりつけ医の先生方はもちろん、臼杵市内の歯科医院、薬局、介護施設、消防、行政などと幅広く患者さんの情報を共有、連携し市民の皆様に安心して満足していただける医療・介護を提供できる体制を構築しています。

平成28年(2016年)11月に医師会病院設立50周年を迎えます。記念事業として外来棟の増改築をおこなっており、これまでの救急処置室を1室から2室へ、そして内視鏡部門を従来の約3倍に拡張しています。これを期に職員一同これまで以上に質の高い暖かい医療を実践していく覚悟です。地域の皆様には今後とも何卒宜しくお願い申し上げるとともに、ご意見、ご要望などぜひお聞かせいただきたいと思っております。

  1. 地域中核病院(二次救急病院)として
    平成12年に120床から202床に増床し臼杵市唯一の急性期の患者さんを受けいれることが出来る地域中核病院です。年間約1200台の救急搬送患者さんの受け入れ、約300件の外科、整形外科手術、そして3000件を超える内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)検査を行っています。これらの医療を円滑に進めるため二次救急病院としてかかりつけ医のご紹介の下に主に入院や手術が必要と判断された患者さんの診療を行っております。地域の皆様にはご不便をおかけいたしますが、救急対応を主体とした紹介型病院としての役割を十分ご理解いただきご協力のほどお願い申し上げます。
  2. へき地医療拠点病院として
    少子高齢化が進む地域において医療を支援するためのへき地医療拠点病院です。これに伴い将来地域医療に携わる可能性のある高校生や医大生の地域医療研修を毎年コスモス病院で実施しています。平成27年度は高校3年生8名、医大生3名の研修、および大分大学医学部6年生の中で外科志望の6名の学生さんの実習をおこないました。
  3. 災害拠点病院として トレーニングを受けたDMAT(災害派遣医療チーム)という災害急性期に活動できる機動力を持った医療チームを有し、高台に位置するため津波などの大災害に対応すべく災害拠点病院という役割を担っています。消防署との連携の下に大分市内の大学病院等の高度救急医療機関にヘリコプター搬送もおこなっています。